2016年4月1日金曜日

第15回 君が作る宇宙ミッション 参加者募集開始!

はじめまして!第15回きみっしょん事務局長を務めます「」こと金澤です.
ついに今夏開催の第15回君が作る宇宙ミッションの参加者募集が開始になりました!
詳細はきみっしょん公式サイト(http://www.isas.jaxa.jp/kimission/)の【募集案内】をご確認ください.


きみっしょんでは毎年,参加者募集の際に「課題作文」を提出してもらっています.
ちなみに昨年度は「国際宇宙ステーションに高校生が自由に使える実験棟が新設することになったとしたら,どのような実験を提案しますか?」という課題に対して,「人工重力発生装置の検証」や「地球と宇宙の間での遠距離恋愛」等,個性あふれるアイディアが提案されました.
気になる今年度の課題は・・・

以下のQ1、,Q2の2つの設問の内、好きな方を1つ選び、用紙B(A4用紙 2枚以内)を自由に使って記述してください。必要に応じて、図や表・グラフ等を用いても構いません。また、図や文章を文献等から引用した場合、参考文献としてその引用元を明示して下さい。

【Q1】あなたの好きな地球上の生物が、太陽系のいずれかの惑星に移住するとします。その生物がその惑星に適応するためには、どのような進化が必要だと考えられますか?
(1)惑星の環境を示し、それを根拠に(2)進化後の姿生態を具体的に説明してください。

【Q2】将来、人類が直面する課題には何がありますか。その課題解決のために、宇宙開発はどのように貢献できると考えられますか?
(1)その課題が生じる理由を示してください。また、(2)具体的な解決方法を提案してください。

どうですか?なかなか面白い課題なんじゃないかと思います.
今年はどんなアイディアが提案されるのか,スタッフ一同今からワクワクしております.
応募締切は05月23日(月)必着です.気づいたら「明日締切じゃん!」とか,「締切過ぎてた!」なんてことがないように注意してください!


さて,この記事では君が作る宇宙ミッション,略してきみっしょんがどのようなイベントなのか,第14回きみっしょんの様子を交えて紹介したいと思います.
まず,きみっしょんとは,「自ら考え,自ら決定し,自ら作業する」という理念の下,毎年夏に5日間,全国から20名程の高校生(相当年齢の方)がJAXA相模原キャンパス(宇宙研)に集まり,数名のチームを組んで「頭に汗をかき」ながら,仲間と共に1つのミッションを作りあげる研究体験型の教育プログラムです.


では第14回きみっしょんの様子をダイジェストで紹介します.
第14回きみっしょんの参加者とスタッフ


1日目の午後に最寄駅へ集合し,バスに乗って宇宙研へ移動します.
院生スタッフ一同でお出迎え.


各班で自己紹介タイムが始まり,最初は緊張していた高校生(院生スタッフもですが)と徐々に打ち解けていきます.
アイスブレイクを兼ねた自己紹介の様子.各班でやり方が違います.


ミッション作成の時間では,最初に高校生どうしでアイディアを出し合います.
キーワードを書いた付箋をぺたぺた.


議論に議論を重ね,ミッションをより具体的に,より論理的に組み立てていきます.
自分の考えをみんなに伝えたり,院生スタッフと議論したり・・・


分からないことがあれば,高校生が自ら調べます.
文献を調査したり,院生スタッフの知恵を借りて,知識を広げていきます.


4日目に行われる最終報告会では,頭に汗をかきながら組み立てたミッションを報告します.この報告会には,きみっしょんに参加している高校生や院生スタッフだけでなく,JAXAの研究者も話を聞きに来てくれましたUstreamを通してインターネット配信されたので,ご覧になった方もいたのではないでしょうか?
発表順を賭けた,班長達の熱いじゃんけん大会.
宇宙研で1番広い会議場で発表を行いました.


ミッション作成だけでは疲れてしまうので,ミッション作成の合間合間に様々なイベントが行われます.
例えば,2015年度初めて行われた「院生ミニ講義」では,事務局の3人が日頃している研究の内容を紹介しました.
ちょっと難しいかもしれませんが様々な分野のお話を聞くことができます.


毎年行われる「所内見学」では,一般見学者はもちろん,院生スタッフも日頃入れない施設を見学できます.昨年度は,キュレーションルーム,運用室,イオンエンジン実験室の3か所を巡りました.「はやぶさ」尽くし!
キュレーションルームでは,「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」で採取した物質を観察しました.
「はやぶさ」運用時に実際に使用された運用室の見学(残念ながら窓越しでしたが・・・)では,運良く衛星からの信号を受信した瞬間を見ることができたチームもありました.
所内見学の様子.写真撮影禁止のエリアが多く,詳細が伝わりませんね(汗)


昨年度の「特別講義」では,小惑星探査機「はやぶさ2」のプロジェクトマネージャー・津田 雄一先生から,「はやぶさ2」や「イカロス」に関する話だけでなく,宇宙ミッションを作る際の注意点や,宇宙開発は総合科学であり,文系の分野も重要であることなど,ミッションを作成していく上で役に立つ様々なことを学びました.
津田先生に質問する高校生.大変勉強になりました.


他班の高校生と親睦を深めるため,「特別演習」を行いました.昨年度の演習は,卵が割れないように目標地点に落下させる「エッグランダー」でした.いつもと違うメンバーと知恵を合わせて個性あふれる機体を作製します.
各班個性あふれる機体を作成.あの高さから落として割れないんですね・・・


きみっしょんでは毎年イベントを企画するメンバーが変わります.なので,今回のきみっしょんでは,この記事で紹介したイベントがあったりなかったりするかもしれません.ただ毎年,院生スタッフは,「きみっしょんに参加してくれた高校生に,きみっしょんならではの経験をして欲しい」と考え,イベントを企画しています!


いかがだったでしょうか.この記事を読んで,少しでもきみっしょんに興味を持ってもらえれば幸いです.
なんなら,そのままの勢いで応募を決意してもらえれば嬉しいです.
きみっしょんではどんなことをやっているかもっと詳しく知りたい方は,過去のきみっしょんブログを御覧下さい.
きみっしょん2015ブログ→http://kimission2015.blogspot.jp/
また,きみっしょん公式HPにて,きみっしょん紹介動画と最終報告会の様子を公開しています.ぜひご覧ください.
きみっしょん公式HP→http://www.isas.jaxa.jp/kimission/


このブログでは今後も個性豊かな大学院生スタッフの自己紹介や,きみっしょんへ向けた準備の様子等をお伝えしていこうと考えています.ブログの更新は,きみっしょん公式Twitterアカウント(@kimission)を通してお伝えしますので,是非フォローをお願いします.


それでは,皆さんの応募をスタッフ一同お待ちしております!
締切は05/23(月)必着!お忘れなく!


事務局長 若( Ŏ_Ŏ)