2016年5月24日火曜日

チーフ紹介 太田裕介

みなさんこんにちは&はじめまして!
この時期はだんだん夏が近づいてくるようでワクワクしますね!
第15回きみっしょんスタッフのすけさんこと太田裕介です。
サーバー管理チーフ(通称さばかん)を担当します。。


【自己紹介】
尊敬するマック赤坂先生との一枚


私は現在、東京大学大学院 新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻(長い!)の大学院生です。
研究室は宇宙研内の坂井研究室という、主に人工衛星/探査機の姿勢制御を専門とする研究室に所属しています。


姿勢”というのは簡単に言うと、衛星がどちらを向いているのかということです。
衛星は電力の供給を搭載されている太陽電池パネルからの発電に頼っています。(バッテリーもありますが、そんなに長く持ちません)
そのため、衛星は常に太陽電池パネルに太陽光が当たるような方向を向いていないといけません。
このように、ある方向に姿勢をキープすることが姿勢制御の役割の一つです。
この姿勢の制御がうまくいかないと衛星の生死に関わります
また、天文衛星の場合、望遠鏡を目標天体に向けなければなりませんね。
このときにも姿勢制御が活躍します。
観測しようとしている天体が暗いものであった場合、撮影にかかる時間(露光時間)は長くなりますので、その間姿勢がぶれないような高い姿勢の精度(指向精度)が必要となります。
これらの理由から、姿勢制御はミッションを遂行する上で重要な役割を担っています
あ、まだこれ自己紹介だった


趣味は散歩や書店めぐり、読書、映画鑑賞など…って無趣味なのが露見してしまいますね 笑
あ、そういえば最近猫カフェに行くのがマイブームだったりします。
数式とにらめっこするのも嫌いじゃないです。
大学で勉強する数学は物理学や工学、経済学へ応用できるような実用的な数学もあって面白いですよ~
心身の健康のために何か体を動かす趣味を作らなければなぁと思う日々です。。


【研究】
私の研究テーマは、月/惑星着陸機の航法誘導に関する研究です。
近年の月探査のニーズとして「降りたいところに降りる」ということが挙げられます。
今までの航法誘導技術では、誤差が大きく「降りられるところへ降りる」だったのですが、これからの月探査では、これをもっと高精度化して「あの岩の近くに降りよう」といったようなピンポイントで着陸するような技術が要求されます。

JAXAで計画中の月着陸計画SLIM(http://www.isas.jaxa.jp/home/slim/SLIM/toppupeji.html
そのためのキーとなる技術が画像を用いた航法です。
要は、着陸機に付いているカメラで月/惑星の写真を撮り、そこに写っているクレータを予め用意しておいたクレータのデータベースと照合して、自分の位置を知ろうというわけです。
私はさらにその画像から、着陸する天体の表面に対する着陸機の速度、姿勢を計測するようなプログラムを作成しています。
着陸する際には、着陸脚が地面を向いた状態で垂直に降下してくれないと困りますからね。
シミュレーションと格闘する日々です。


【きみっしょん】
私の仕事は主にメールアドレスやGoogleアカウントの管理、みなさんに当日使ってもらうPCのセットアップです。
裏方ではありますが、責任をもってやり遂げたいと思います。
自分の高校時代を振り返ってみて思うのは、自分の学校以外の人たちとの交流って全然なかったなぁということです。
その点、きみっしょんでは全国から集まった様々な学校の人たちと濃密な日々を過ごすことができますね。
かもみんな宇宙好き!宇宙好きのオールスターですね!
これはまたとない同じ志を持った友達作りのチャンスではないでしょうか。
きみっしょんでのつながりは、きみっしょんが終わった後も続いているようですよ。

では皆さん、宇宙研で会いましょう!!
               
さばかんチーフ すけ(太田裕介)