2016年6月9日木曜日

スタッフ紹介 柴田拓馬



みなさん,こんにちは!

きみっしょんのスタッフのジョニーこと柴田拓馬です.
最近は暑い日が続き,もうすぐ夏かーと思うこの頃ですね.
暑いのは苦手なので,早く冬になってほしいです!(笑)

趣味は,テニス,スノーボード,カメラ,サイクリング,ギター,映画鑑賞となんかいろいろあります.
ISASの敷地内にテニスコートがあり,運動不足解消のため時々やっていますが,1時間も続けられない体力の衰えが最近の悩みです....

趣味の写真(桜島の陶芸屋さん)
趣味の写真(どっかの公園)
僕は,総合研究大学院大学物理科学研究科宇宙科学専攻に所属しています.
博士課程1年目で,主に人工衛星の姿勢制御,姿勢決定を扱っている坂井真一郎研究室で研究をしています.

〖研究〗
僕は,フォーメーションフライトと呼ばれる技術を用いた新しい微小擾乱抑制機構の研究を行っています.フォーメーションフライトって何?ていう人は過去に僕が書いたブログがあるのでこちらを参考にしてください.(http://kimission2015.blogspot.jp/2015/05/blog-post_14.html)
簡単に説明すると,複数の人工衛星に編隊を組ませて宇宙空間で飛行させる技術のことです.
この技術を用いて擾乱を抑制する機構を提案しています.

通常,観測衛星が地球から遥か彼方にある銀河系や惑星を観測しようとする際,様々な現象が問題となります.
観測衛星には,自らの姿勢を宇宙空間で変更するためのリアクションホイールや内部の温度環境を一定に保つための冷凍機が搭載されていて,これらの機器が作動すると,振動などの擾乱が生じることは,想像できると思います.
擾乱を生じる機器を総称し擾乱源と呼んでいて,擾乱源はバス部に,また観測するための機器(カメラで例えるとレンズとか)はミッション部に搭載されています.
(衛星はよくミッション部とバス部と呼ばれるパートに分けられます.簡単に言えばミッション機器を積んでいるパートがミッション部,それ以外がバス部)

これらの振動や熱が,観測の精度の低下を招きます.
つまり,観測画像にブレ,ボケを生じさせます.
これらの影響を軽減するため,様々な方法が研究されています.(興味があればStewart PlatformとかTip Tilt MirrorとかGoogleってみて下さいね)

僕は,先ほどのフォーメーションフライト技術を応用し,熱と振動の影響を同時に解決する新しい機構の研究をしています.
つまりは,擾乱源が乗っているバス部とミッション部を構造材で接続せずに,磁力で接続するというアイディアなのですが...

磁力!?で衛星を繋げる?みたいになりますよねー.興味を持った人は,SPHERE-RINGS (MIT & The University of Maryland)とかCoulomb Formation Flight (Colorado University)とかでググってみて下さい!なんか面白いのが引っかかると思います.

現在までの技術では,ミッション部とバス部を構造材でつなぐことが当たり前でしたが,磁力でつなぐことで良いことはたくさんあるんです.
これ以上書き続けると僕もヒートアップしてしまうので,もし興味を持ったら色々と調べてみてください!(笑)

〖きみっしょん〗
きみっしょんに参加した経験は,きっと大きく意味を持つものになると思います.
院生も皆さんを通して,学び,お互いが成長できる5日間になるものと思っています.

宇宙に興味あるけど知識が無いしなーとか,宇宙ってどういうものなのか興味あるなと思っているのなら,ぜひ応募して下さい!もちろん,ばりばりやってやるぜ的な高校生もぜひ!

どんな人でも最初は初心者です.ですが,きみっしょんが終わるころには,皆さんが作り上げたミッションのプロフェッショナルになっていることでしょう.院生も楽しみにしています.

院生はきみっしょん内で,皆さんの興味を膨らませ,今後の進路や将来の夢につなげられるかけがえのない時間にするため協力していきます!!

では,きみっしょん当日に会えることを楽しみにしています!!

ジョニー