2016年6月21日火曜日

スタッフ紹介 松木優一

はじめまして!
キミッション2016の総務を務めます松木優一です。
あだ名はゲッツです。
よろしくお願いします。

(http://www.material.t.u-tokyo.ac.jp/special/eco.html)

[自己紹介]
私は東京大学工学系研究科 マテリアル工学専攻 修士1年の学生です.
宇宙用構造材料を扱っている佐藤研究室(http://www.isas.jaxa.jp/home/sato-lab/index.html)に所属しています.

趣味は金属で、最近はたたら製鉄に力を入れていました。
たたら製鉄はマテリアル工学科の展示物として、
5月祭で東大の本郷キャンパスの西片門でやっています。
ぜひ見に来てください!!





たたら製鉄の様子。木炭と砂鉄を炉の上から入れて、下から空気を吹いています。

[研究内容]
 皆さんはチタンという金属をご存じでしょうか。
チタンは軽く、強く、熱にも強い素晴らしい材料です。
宇宙開発において、軽くて強い材料を用いることは
燃料の節約や積荷の増量につながります。
チタン合金はロケットや人工衛星に使われています。

(http://www.satnavi.jaxa.jp/kids/)

しかし、軽さや強さの他にもチタンにはまだまだ特別な力があるのです。
私が研究しているのはチタン合金の超弾性という性質です。
超弾性とは、金属材料が数%程度の巨大な弾性変形を示す性質であり、
一部のチタン合金にも見られます。
要するにすっごい伸びるバネみたいなものです。

超弾性が起こる時、チタン合金の中では原子の並びが一辺に
ズリッとずれたり、また元に戻ったりしています。
固体の金属というとカチカチで、
原子も動かないように皆さんは思われているかもしれませんが、
超弾性では金属を曲げると原子が一気に動くのです。

そんな超弾性チタン合金は、宇宙機への応用が期待されています。
ぐにゃっと曲げた部品も、除荷すると超弾性ならズバッと元の形に戻るのです。

材料の進歩は機械設計上の革新、ひいては科学技術の進歩に繋がります。
皆さんもぜひ身近な材料工学の世界に目を向けてみてください。

[きみっしょん]
 きみっしょんに興味を持ってくださった皆さんは、きっと宇宙や科学技術に興味があるのでしょう。きみっしょんは皆さんと宇宙ミッションを議論しますが、一言に宇宙ミッションといっても、推進剤・材料・設計・制御・、、、などなど数えきれないほどの分野の人たちが関わっています。
 そしてきみっしょんのスタッフには、あらゆる分野の研究者がそろっています。皆さんが将来どんなふうに科学技術に関わっていくか考えるうえで、きっと役に立つ経験ができると思います。

ゲッツ